2015年2月22日(日)シネマート新宿での『劇場版 クラッシャージョウ』上映にて、原作者の高千穂遙先生、ジョウ役の竹村拓さん、アルフィン役の佐々木るんさんのトークショーがありました。
 

 

「今日はこんなにたくさんの方に来て頂き本当に嬉しく思っております。懐かしい映画ですが、まだまだ新鮮に見られますのでぜひ楽しんでください。」(高千穂)
「先月お会いした方もいらっしゃるかと思いますが、また新たな気持ちで今日一日楽しんでください」(竹村)
「前回も今回もチケット完売ということで本当に嬉しいです。上映は私も一緒に客席で楽しませていただきますのでよろしくお願いします。」(佐々木)


トークショーで主役のキャスティングについて話が及ぶと、竹村さん採用に纏わるの採用に纏わる苦労話があがりました。
「デモテープで竹村さんと佐々木さんの声を聴いて二人は即候補になりました。ただ、テープはあれども姿はない竹村さんが問題でしたね。一時期は別の人に…とも考えました。」(高千穂)

「その頃僕は役者をやめて、レストランでフロアマネージャーをやっていたのですが、ある日ものすごく威圧感のある人が店に革ジャンでやってきて恫喝されました(笑)クラッシャージョウは周りがベテラン声優の方ばかりだったのですが、役者として2年間ブランクのある僕をこうもその気にさせてくれるのかと感動しましたね。」(竹村)


竹村さんのアフレコは、なんと当時働いていたレストランの仕事を有給で休んで臨まれたとのこと。「まさに『休暇が消えちまうな』ですね(笑)」と佐々木さんから劇中のジョウのセリフを使った絶妙なツッコミが入り、会場が笑いに包まれました。


そんな佐々木さんは当時のアフレコについて「私はとにかく『こんな可愛い女の子をやらせてもらえるんだから一生懸命頑張ろう』と、それだけでした。大ベテランの方々を意識する余裕すらないペーペーの時代でしたね」と当時を振り返りました。

 

トークショー後半では生アフレコも実施!ジョウ役を竹村さん、アルフィン役を佐々木さん、そしてタロス役を高千穂さんという豪華キャストで再現!31年ぶりのワープカウントシーンの再現に大きな拍手がおこりました。

 

「当時はやりたいことをやろうということで突っ走っていました。それが良く出たのか悪く出たのか…31年たってこうやってイベントをやって頂けるのは、良く出たのではないかと思えて嬉しいですね。」(高千穂)
 

 
「久しぶりに上映を見て素直に「おもしろいな」と思うことができました。ジョウ役を受けたことで『道を間違えたかな?』と思うこともあったけど、今は『いっか!楽しかったし!』と言えるようになりました(笑)」(竹村)

 

「アルフィンという役を頂いてから、声優人生だけでなく、私の人生そのものが変わりました。
今でもネット上でファンの人たちとつながってお誕生日や記念日を祝ってもらえて、本当に嬉しいです。
これからもたくさんの展開につながっていったら嬉しいなと思います」
(佐々木)


1月の上映に引き続き、今回もチケットは完売御礼!まだまだ衰えないクラッシャージョウ人気を再確認できた一日でした。
さらに3月21日、22日に開催される『AnimeJapan2015』のタカラトミーブースでアルフィンの新商品が展示されることも発表されました!どうぞ当日をお楽しみに!
 

 

当日は上映前に高千穂先生のサイン会も実施され、大勢のファンのみなさまが訪れてにぎわいました。
サイン会、イベント上映にお越しくださった皆様、本当にありがとうございました!